『みどり葉』2025年3月号

令和7年度の大学入試状況

進路支援部長 坂東 雅彦

 みどり葉会の皆様には、日ごろより本校の進路支援にご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 高志高校は皆様ご存知のように、『克己・創造・敬愛』を校訓とし、国際社会や地域社会に貢献しうる知徳体の調和が取れた人材の育成を目指しています。この校訓のもと、進路支援の充実と生徒の進路希望実現のために、

  • 高い志とそれを実現しようとする意識の醸成
  • 一人ひとりに応じたきめ細かい進路支援の推進
  • 大学入試問題の研究・分析による教科指導力の向上
  • 学年会、教科会と連携した組織的進路支援体制の強化

を進路支援の重点目標とし、生徒の進路実現に向け取り組んでいます。

 さて、令和七年度大学入試は、新課程最初の選抜となります。入試科目が再編され、新教科「情報」が共通テストに課されるようになりました。一方、共通テストの平均点は大幅な上昇となりました。しかし、受験生全体を見渡せば、最上位の学力層の平均点は大幅な上昇傾向があるものの、それに続く層は伸び切れなかった傾向が見て取れます。学力層間で分断され、分布が複数の山になっている感があります。

 この文が読まれている頃は、国公立大学前期試験が終わり、中後期試験に向けて、本校生徒たちが最後の努力を続けていることでしょう。後輩たちに熱きエールを送っていただきたいと思います。

 今後も諸先輩が築き上げてこられた伝統と校風を維持し、さらに発展させるべく、教職員と生徒が一丸となって取り組んでまいります。同窓会の皆様には一層の御協力と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 令和六年度(昨年度)大学入試の合格状況は、令和六年度(昨年度)大学入試の合格状況は、本校ホームページ 生徒の進路状況(R4~R6)[PDF]をご覧ください。

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