同窓会長あいさつ「今こそ私たちのシビックプライドを!」
福井県立高志高等学校同窓会 会長
吉田 正武
日頃より本同窓会活動に多大なるご理解とご協力を頂きまして誠にありがとうございます。
大きく広く深く、そして長き歴史のみどり葉会第36代会長として「会員相互の親睦を厚くし、母校の発展に寄与する」という意義深き会の目的のもと、鋭意活動させて頂いております。
先ず今期活動のトピックスを報告をさせて頂きますと、「母校応援部会」「情報発信部会」「県外ネットワーク部会」の三部会制度を本格的に開始いたしました。
これらは、同窓会活性化プランとして先々代の坪井良彰会長の構想、先代の井上繁会長の設計で進められ、各代副会長、学校事務局の先生方のご尽力を頂きながら、現執行部が実行した事業であります。
母校応援部会では、夢に向かってチャレンジする生徒への資金支援制度「わかば応援プロジェクト」、現役高志中学生と社会人同窓生との対話「若葉カタリバ」をメイン事業としました。
「わかば応援プロジェクト」は昨年8月、エントリー受付、書類・プレゼン審査を経て、中学生1名、高校生1名のチャレンジ支援を決定し資金交付されました。
「若葉カタリバ」は昨年8月4日に、54回・64回卒業生11名が講師となり、高志中3年生88名が参加して開催されました。
情報発信部会では「みどり葉会報誌の電子化」を企画するとともに、より利活用し易いホームページづくり、各種データ共有の環境整備、歴代会報誌のアーカイブなどを積極的に進めております。
県外ネットワーク部会では関西や中京でのネットワークづくりを準備中で、旧来より活発な活動をされている関東支部のような組織づくりを目指し活動してまいります。
同窓会は微力ながらも、在校生の将来と、同窓生の今に貢献したいという思いで、この活性化プランの二年越しの船出をいたしました。
続いて、年間のメインイベント「みどり葉の集い」についてです。
昨年6月10日に、令和5年度みどり葉の集い「KOSHI-ism~私たちのプライド・クエスト」が 後藤正邦実行委員長のもと第44回卒業生幹事で執り行われました。新型コロナ感染症が5類移行となり、復活のフェニックスプラザで無事成功裏に終わりました。
本年6月8日には、令和6年度みどり葉の集い「Rise Again~ともに翔ぼう~」が小林輝之実行委員長のもと第45回卒業生幹事で行われる予定で、目下準備が進められております。
まさにアフターコロナの新しい仕組み、新しい価値観での力強い取り組みが、随所に散りばめられたつどいが展開されることと期待しております。
昨今、地域活性化とその担い手意識の重要性が高まっております。特に福井は北陸新幹線開業という大飛躍のチャンスが到来しています。その中で最近「シビックプライド」という言葉を耳にすることが増えました。地域を愛し、誇りを持ち、その地域をより良くしていこうとする思い、心意気や行動を意味する言葉です。
我々同窓会はまさにこのシビックプライドを結集し、地元から県外から世界から、また学校と共に、それぞれの立場から母校発展とふるさと福井を活性化するという社会的役割があるものと常々思っており、その点は皆さまも大いに共感頂けるものと存じます。
皆さまにはどうか引き続き力強いご支援をよろしくお願いいたします。
そして、今こそ私たちのシビックプライドを!
末尾となりますが、皆さまの益々のご健勝と、みどり葉同窓会の益々の発展を祈念いたしましてご挨拶とさせて頂きます。