先日のニュースで、公立の中高一貫校について福井県教育委員会は、高志高校に中学校を併設し、2年後の春に開校を目指すことを決めたとの報道がありましたのでお知らせします。
福井県教育委員会は、中学校の生徒が1学年あたり100人程度の中高一貫校を当面1校設けることを決めていて中学校を併設する高校の選定を進めてきました。
これまでの会合では福井市内の藤島・高志・羽水の3校が候補になっていましたが、25日の教育委員会の会合で事務局側は3校のなかで最も交通の便がよく校舎や校庭が広いことなどから高志高校にすべきだという案を示しました。これに対し委員からは「中学生の通学を考えると福井駅から近い方がよい」など賛成の意見が多く、高志高校に中学校を併設し、2年後の春に開校を目指すことが決まりました。
そのうえで併設する中学校について、1学年3クラスで募集定員を90人とすることなどを盛り込んだ設置方針の素案をまとめました。県教育委員会では、この素案を県議会に提出し意見を聞いたうえ、今年度中に最終的な設置方針をまとめることにしています。